生命保険料のタバコ吸わないなどの健康体割引
保険料が安くなる要素の一つに「健康体割引」があります。
これは、タバコを吸わない人や一定の健康状態にある人の保険料を割り引くものですが、この多くは定期保険となっています。
【健康体割引のしくみ】
健康体割引とは、健康状態などが生命保険会社で定めた一定の基準を満たした場合に、保険料を割り引くものです。
この基準は生命保険会社によってさまざまです。
《健康体の条件》
- 過去2年以内など、生命保険会社の定める期間内にタバコを吸っていないこと(自己申告と唾液によるニコチン含有量テストなど)
- 血圧、BMI(ボディ・マス・インデックス)の値、尿検査の結果が保険会社所定の範囲内であること。BMIとは、身長と体重のバランスを判断する指標のひとつ。BMI=体重÷身長
- 生命保険会社の定める通常の契約引き受け基準において、健康状態及び身体状態が良好であること
当初、割引基準となる健康状態は喫煙の有無のみで判断していましたが、現在では、血圧や体格、尿酸値の値まで加えるようになってきました。
なお、この基準に該当しないと健康体割引は適用されませんが、その人が健康体でないということではありません。
【健康体はお得です】
健康体割引が適用されると、保険料は一体どのくらい安くなるのでしょうか?
(喫煙者と非喫煙者の保険料差額の図)
健康状態に関する基準とは、
1.血圧値が一定範囲内であること
2.BMIの値が一定範囲内であること
3.尿検査の結果が一定の基準を満たしていること
などです。
男性の保険料を見れば、非喫煙者の保険料は、通常保険料の80〜84%程度となっています。