定期保険と終身保険との違いは?メリットとデメリット
【定期保険と終身保険を比較】
定期保険は、保険料がかなり安く、また高額な保障が可能です。保険期間は限られています。また保障のみを目的としているので、解約返戻金や配当は、かなり少ないか、全くないかのどちらかになります。
終身保険は、保障は、一生涯続きます。解約返戻金や配当の額も高いです。その代わりに保険料も高額です。
定期保険 |
終身保険 |
|
---|---|---|
【保険期間】 |
短期間
安い
少ない
少ない |
生涯
高い
多い
多い |
一生涯の保障だと内容の見直しは大変
誰でも、ずっと長く一生安心しておきたいものです。だから、「一生涯の保障のほうが断然いい!」とみなさんは思われることでしょう。
保険には、一生涯にわたる保障が得られる終身タイプと、保障が一定期間に限定されている定期保険があります。
終身タイプのほうがおトクだと思われがちなのです。終身タイプは加入者の人生をフルカバーしてくれるだけに、おのずと保険料は定期保険よりも高くなります。
仮に40歳の男性が
20年の定期保険に加入した場合、1万円の月額保険料で得られる保障は、1,900万円です。
これに対して、終身保険に加入した場合、同じ保険料だと、270万円にしかなりません。
※生活保険文化センター 「ほけんのキホン」より
しかも、保障がずっと続くので、先々でその内容をもし見直ししたい場合には、解約してしまわないといけなくなりまうす。
定期タイプの特徴を活かして随時見直しをしましょう
これに対して、定期保険の場合、その特徴を活かせば、ライフステージに応じて保障内容を柔軟に見直すことが可能です。
たとえば、
まだ小さい子供がいる家庭では、まずは、「大黒柱の3年分の年収と子供の教育費」を目安とした死亡保険金に加入しておきます。
そのうえで、10年後、20年後といった人生の節目とともに保険期間が切れるタイミングで、死亡保障の金額を見直していけばいいわけです。
このようにすれば、つねに自分の身の丈に合った保障が得られることになります。しかも保険料負担も過度にならないので、むやみに生活を圧迫される心配もありません。
子供が立派な大人に成長して独立した暁には、大黒柱だった父に対して、それほど大きな死亡保険を掛ける必要はありません。
したがって、その前後に更新時期が到来する保険では、死亡保障額を減らすことができるので、保険料を抑えることができます。
定期保険を更新すると、その際の年齢に応じて保険料が高くなるのも事実です。
しかし、それ以上に保障内容の見直し効果が期待できます。
《定期保険》
《終身保険》
- 保険には終身タイプと定期タイプがあります
- 定期タイプは終身タイプより低コストで大きな保障があるが一生涯ではない
- 定期タイプなら保障の見直しがしやすい
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